しきょう

しきょう
I
しきょう【司教】
ローマ-カトリック教会の聖職位の一。 司祭の上に立つ。 教区の監督者。 正教会・聖公会の主教に当たる。
II
しきょう【四境】
四方の国境。 四辺。
III
しきょう【四教】
(1)四種の大切な教え。 (ア)
〔礼記(王制)〕
詩・書・礼・楽の教え。 (イ)
〔論語(述而)〕
文(学問)・行(実践)・忠(誠実)・信(信義)の教え。 (ウ)
〔周礼(天官・九嬪)〕
婦徳・婦言・婦容・婦功の婦人の四つの心得。 四行。
(2)天台宗で, 釈迦一代の説法を四種に分けたもの。 化儀(ケギ)の四教と化法(ケホウ)の四教がある。
IV
しきょう【四鏡】
「大鏡」「今鏡」「水鏡」「増鏡」の四つの歴史物語の総称。
V
しきょう【市況】
株式市場や商品市場での, 株式や商品の取引の状況。 市場の景気。
VI
しきょう【思郷】
故郷をなつかしく思うこと。
VII
しきょう【指教】
さし示して教えること。 指導。

「~を仰ぐ」「帰路を~するを得ば, 其恩応に何を以て報ず可き/佳人之奇遇(散士)」

VIII
しきょう【示教】
〔「じきょう」とも〕
具体的に示しつつ教えること。 教示。
IX
しきょう【至境】
最もすぐれた境地。

「~に達する」

X
しきょう【至強】
この上なく強いさま。

「~の将軍は, 其威力誠に~にして/文明論之概略(諭吉)」

XI
しきょう【試供】
商品を客に使ってもらうために提供すること。

「新製品を~する」

XII
しきょう【詩境】
詩作する時の心境。 また, 詩的世界。
XIII
しきょう【詩経】
中国最古の詩集。 五経の一。 孔子の編と伝えるが未詳。 西周から春秋時代に及ぶ歌謡三〇五編を, 風(民謡)・雅(朝廷の音楽)・頌(シヨウ)(祖先の徳をたたえる詩)の三部門に分けて収録。 風は一五に, 雅は小雅・大雅の二つに, 頌は周頌・魯頌・商頌の三つに分かれる。 現存のものは漢代の人毛亨(モウコウ)が伝えたとされ, 「毛詩」ともいう。
XIV
しきょう【詩興】
詩を作りたくなる気分。 詩心が呼びおこされる趣興。

「~がそそられる」

XV
しきょう【鴟梟・鴟鴞】
(1)フクロウの異名。
(2)奸悪(カンアク)な人をたとえていう語。

「嗚呼(アア)時不祥にして~翺翔(コウシヨウ)/佳人之奇遇(散士)」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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